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  • 執筆者の写真陵亮 伊藤

【胸椎 T1~T12】骨勉


こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^) 今回は【胸椎】の話です。 何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


胸椎の特徴

胸椎は”頸椎”と”腰椎”の間にある12個の椎骨のことで いわゆる”背骨”の部分です。 解剖学などでは「T」と省略されますが、これは 「Thoracic(胸部) spine(脊柱)」の略です。 12個ある胸椎は、ほとんど同じ形をしており、 胸椎・肋骨・胸骨によって”胸郭”という籠状を形成しています。 12個のうち、一番上のT1と下側のT9~T12は若干違う形をしており(ほぼ同じ) また、下にいくほど椎体の大きさが大きくなっていきます。 胸椎で特徴的なのは棘突起で、他よりも長く下後方に傾斜しているため 後ろからみると瓦のように重なりあって脊柱の安定性を作っています。

T1とT9~T12の特徴

T1の特徴は肋骨との関節部にあります。 肋骨は基本的に2つの椎体をまたいで関節をつくりますが、 第一肋骨はT1とのみ関節をつくります。 そのため、T1は上肋骨窩が大きくできています。 T9は下側の肋骨窩(半窩)がない場合があり、その場合はT10の上部の肋骨窩が大きくなります。 また、T10には下肋骨窩はありません。 T11とT12の椎体は腰椎とよく似ており 他の胸椎よりも分厚く、強いつくりととなっています。 棘突起が短く、向きはほぼ水平になっています。 また、横突起も非常に短いのが特徴です。




胸椎の雑学

同じ椎骨でも”頸椎”は哺乳類はほぼ皆7個と決まっています。 首の長いキリンですら7個です。(ナマケモノなど一部の哺乳類は数が違います) しかし、胸椎に関しては動物によってバラバラで ■ウマ・バク・サイ・ゾウ →18~20個 ■ナマケモノ →25個 ■クジラ目 →9個 となっているそうです。 胴の大きさや胸郭の可動の必要性によって違うんですかね? このことからも「頸椎」と「胸椎」は役割が全然違ってくることが推測できます。 興味深いですね!




まとめ

【胸椎】いかがでしたか?(*^^*) 何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪ 最後まで御覧いただきありがとうございました!

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